運送会社の求人って多いほうですが、実際おススメできるのは自社倉庫を持っていてメーカー直の大手です。また機械設備等の専門か大手製造メーカーの名前の入った運送会社か自動車部品(長距離)が肉体的にもまだましです。
売り手市場なので年齢は50代後半でも気にする事ありませんが、大手であれば過去事故歴や違反歴は聞かれます。
また、仕事道具である運転免許証を大切に取り扱っているか確認の目安として免許証の数字で一番最後(再発行回数)も確認されることがあります。(2回まではOKな場合がほとんど)
ただし、給料体系が時給のところは2024年問題(拘束時間が短くなる問題)も考慮に入れて考えないと、自動的に給料が下がってしまう。
トラックドライバーで転職、これからドライバーになる方はどういった運送会社を選べばいいのか知りたい方におススメな記事です。
大手なら間違いないのか?入ってはいけない運送会社は?
下請けに行くほどピンハネされるので一番運賃のいいメーカー直の運送会社がおススメ。
ただし大手はメーカーからの仕事を断れないため、割に合わない運行内容も存在する。
新人は会社への本気度試しのために赤字路線を担当させられることがあります。
すると運賃が安く、運行内容もハードなことがあり大手とはいえ”絶対安心”はできないので入ってはいけない運送会社は実際会社を見て見極めることが大切です。
大手であれば倉庫も持っているので荷主が離れにくく、安定した業務を得られることが多い
・メーカー直のため運賃が100%
・ほとんどの運行内容が遵法
・高速が給料天引きなしで使える
・給料が安定している
・労働組合がある
・大手であるため決め事が多い(法廷速度厳守、輪止め徹底、車内喫煙NGなど)
・トラックの改造は論外
・身だしなみの決め事がある(髪型、髪色、服装)
・拘束時間オーバーしそうになったら運行を止められる(日々、月間)
・給料が安定している分低水準なところが多い
・効率優先のところだとトラック1台にドライバー2~4人割り当てられている
機械設備などの専門は運賃が良いが覚えることが多い
機械設備などの運搬はライバルが少ない為、割と言い値(もちろん適正運賃)で決まる。その為破格値になりにくい為給料がいい方。まただいたいの運行は高速指定となっており時間も無理は言ってこない為おススメです。
一回の事故(交通事故、商品事故)が命取り。絶対に過失の事故は認められない
・大手の機械設備を取り扱うと業務量が安定しているため給料が良い
・ライバル会社が少ないため運賃の融通が利く
・無茶な運行が少ない
・オール高速の可能性大
・作業服が汚れにくい
・仕事が安定しない季節がある
・休日が安定しない時がある
・資格が必要(玉掛け、フォークリフト、小型移動式クレーンなど)
・商品事故した場合の金額がデカい(ウン千万もざらにある)
・平ボディ―なら、シート掛けが必要(落下の危険性あり)また、高さを気にする必要あり。
大手メーカーの社名が入った運送会社が良いが汎用性が無い
大手製造メーカーの社名が入った運送会社には2系統あります。
①もともと同じ会社だったが分社化した運送会社
②長年の付き合いから社名を入れた運送会社
上記内容はどちらも一長一短あるのですが、仕事量は安定します。デメリットとして社名が仇となり同業他社の運搬が困難なことが挙げられます。A社の社名を付けて同業他社であるB社へ入るとイヤがられますし恥ずかしい思いをします。
大手メーカーの社名入りは景気によって良し悪しが変わる。
・社名が記載してあるメーカーの景気がいい時、仕事が溢れかえる(仕事を選べる)
・運賃が良い(きつい仕事は下請けに回せる)
・他の運送会社が入り込みづらくなる
・社名が記載してあるメーカーの景気が落ちた時、汎用性が無い
・トラックの仕様がメーカー仕様だと、同業他社以外運びにくい
・景気が悪いのに運賃が良いと、直接下請けに輸送を依頼される時がある
自動車部品なら長距離が良い
地場でもいい運行はあるが、だいたい先任者が専属で運行しているため空きが出にくい。
そのため長距離の方が比較的良い。また、フォークリフトを使用した積み降ろしが多いため女性も多数活躍している業種の一つです。
ただ、自動車メーカーや部品メーカーへの時区納入だと休憩時間がまともに取れない運行がほとんど。
荷物によって難易度は様々。主要荷主を聞いて、重量物であれば避けた方がbetter。
・安定した業務が多い
・女性ドライバー(トラガール)も多数在籍している
・比較的A地点とB地点の往復がほとんど
・運行回数でおよその給料が分かるため、給料計算しやすい
・作業服委が汚れる仕事は少ない
・暦通りの休日ではないため、GW・お盆・年末年始に長期休み
(だいたい9連休)が欲しい方には最適
・基本的に自主荷役
・フォークリフト免許は必須
・毎日家に帰れない
・運行中、先輩との情報交換は必須
・SA、PA、コンビニ等で休憩、休息場が満車は当たり前
・長距離前後に地場輸送を付けられる時がある
まとめ
いかがでしたでしょうか?ただ単に大手が最強という分けでもなく、大手、準大手、その他等で一長一短あるので、まずは生活スタイルに合わせた大きさの会社を選ばれることをおススメします。
また、車両数45台未満と以上とでは保険内容も変わってくるので、面接に行った際に主要荷主、車両台数は確認するべきですね。あと、面接に訪問した時に注意する内容を下記に記載しました
・トラックは綺麗か?洗車場は完備されているか?(洗車場が無いとスタンドで自腹洗車
・事務所内は綺麗?(机やキャビネットの上に資料がどっさり置いてないか)
・事務員さんがあいさつしてくれるか?(割と無言なところ多いです)
・従業員の作業服は綺麗か?
・古いポスターが掲示したままになっていないか?
上記内容を確認するだけでもおおよその環境は分かるのでおススメします。
もし今の会社を中々辞めさせてもらえず、恩もあって無理やりやめるとか言いにくい方は退職代行もおススメです。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
これからもドライバー目線、管理者目線で物流に関する事を記事にしていきますので応援の程宜しくお願い致します。